アルシブラ
製本技術を山崎曜先生の「手で作る本の教室」で学ぶ
2012年 チームコヤーラ主催「第1回 創作人形公募展」で、四谷シモン賞を受賞
「それからの人形展」「AVANT☆GALZ展」「みそろぎ(MISOROGI)人形展」など、チームコヤーラ関連の展示会に参加
2021年6月勝浦の「とき々堂」にて、初個展
2022年 張り子人形のやまと二人展「はちこくやまものがたり」(ノンクプラッツ)
2023年 「生活の楽しみ大賞」糸井重里賞
設計図を設けず、顔・手・足をつくり、形を決め、布を選び、裁断した後は、成り行きにまかせて針を刺していきました。
その過程で、断片的にお話の欠片が落ちてくるので、拾い集めてつなぎ合わせ、ひとつのお話と豆本を作りました。
欠片一つ一つは拾い物なので、海辺や森で珊瑚や貝殻や木の実をみつけるような作業ですが、それをどう繋ぐかは私の技量にかかっているので、責任を感じ緊張することも多いです。
そのため、足ぶみが長くなるのですが、勇気と元気を味方に作業が進むと、とても気分が良いものです。
目次
湖のニコ
ニコと一緒におじいの舟で、夕暮れの湖面を進んだ時の風が、思い出されます。
ニコの笛の音を、楽しんでください。
石塑粘土、絹布 縦15㎝×横8㎝(座った状態)
※豆本(和紙、和綴じ)つき
ポポロ
石塑粘土、古着布
縦12㎝×横8㎝(座った状態)
うみもり
石塑粘土、絹布、綿サテン
縦12㎝×横30㎝
24時のおしゃべり
「赤」「緑」ともに石塑粘土、布、紙
縦10㎝×横8㎝(座った状態)