マーレン・フェアヘルスト(オランダ)
1954年生まれ
美術学校でイラストレーションを専攻。
人形制作は1977年から始め、世界の創作人形界をリードする作家の一人である。
影響の多くは、人形劇、アーサー・ラッカムの絵画、劇場美術からの印象による。
ビスク磁土の直接造形をはじめ、ペーパーマッシュなどあらゆる素材で人形を制作、現在は紙粘土を主な素材としている。
NIADA(全米人形作家協会)名誉会員
DABIDA(オランダ・ベルギー人形作家協会)会員
人形は私が最も得意とすることです。
私は自分の人形は自分の空想世界の立体イラストだと考えてます。人の姿やキャラクター設定に基づいてファンタジーの世界を作ろうとしますが、見る人は私の作品から自由に自分の物語を想像してよいのです。
人形の表情は顔だけでなく手にも表れるから、手の表情にも気をつけています。
私の人形は人々を笑顔にするためにあります。
目次
小舟で一緒に
‘Sharing a boat’
高さ30cm, 幅45cm
人形:頭部,手、足はビスク製(直接造形)クロスボディ 舟:木製 テディベア:布
手はポーズがつけられます。首は回転します。
この作品は最初は2体の人形をもう少し大きな舟に一緒に乗せるつもりで制作していました。しかし2体乗せてみたら、彼らはどうも仲良くなれないように見えたんです。それで代わりにテディベアをもたせたら人形が幸せそうにみえたので、こうなりました。
鶏の世話を見る人
‘Taking Care of Chicken’
高さ 55cm 頭部と手はビスク製(直接造形)、クロスボディ
※「猫の世話を見る人」という作品とシリーズです。
それは11月に福島県で開催されるドールアートinうつくしまで展示されます。